今度の参議院選挙の争点は、憲法改正である。
改正論者は、自主憲法を持つのが戦後六十八年間の悲願であると言っているが、本音は丸腰の日本では地球レベルで争われる次の戦争では、日本国は消滅するという脅迫観念が言わしめているのであろう 。
では、何を正すかというと、国を強くすること、すなわち”軍事外交治安 ”にもう少し国権が発動できるようにして、平和ボケした日本人に、国防の意識を持たせるためであるという。
そして、核武装も当然その中にあると説くであろう。しからば、何のために核武装をするのか?
それは、核武装をすると、勝者も敗者も無い、互いに消滅するような戦争はしない”であろうということである。
これを核抑止力というそうだ。
でも、核武装をしなければ核抑止力を持てないかというと、そうでもないと思う。
日本には、核武装をしなくても十分に抑止力になる技術がある。 

数多ある小惑星の裏側に、核爆弾以外の特殊爆弾を隠して、世界中に次のようにアナウンスすれば良い。
“日本を核攻撃した国には、数年以内に、ピンポイントで、その国の中枢部を、反撃するスイッチが自動的に入る。"

日本には、”肉を切らせて骨を断つ”という武術の格言がある。それを実践するだけで十分に核抑止力になる・・・ね。