今、日本全体が、えも言われぬ閉塞感に陥っている。
その原因は、戦後の高度成長政策がバブルを機に破綻したにもかかわらず、いまだ国民総意の成長戦略を描き切れない所にあると思う。

そのような中、暫定的に、景気浮揚策が実行されるが、既得権者が一時的に良くなるだけで、弱者にはその恩恵にはあずかれない。特に、若者は弱肉強食ならぬ若肉老食といわれているくらい、未来を食いつぶされている。
このような閉塞状況を如何に打破するか、知恵のある若者なら、答えを見つけられるはずだ。

昭和20年の終戦後(今から65年前)、日本中の誰もが貧乏のどん底にあった。
勝者のアメリカは、ギブアップした日本人を、キリスト教的人道主義に基て、何くれと便宜を図ってくれた。
そして、朝鮮戦争の特需、神武景気、岩戸景気、、オリンピック景気、いざなぎ景気と順調に経済が発展して、日本人の生活レベルも向上してきた。

その好景気の折々に田舎から集団就職と称して、中学卒の子供たちが次々と都会へ出て行って、工場労働者として景気の下支えをしていた。
又、その一環で、戦中の産めよ増やせのベビーブームで生まれた極端に人口の多い世代の子供たちの社会での受け皿として移民政策も実行していた。

わが故郷の町にも新制の農業高校が誕生、その後、拓殖科が新設されて、移民を奨励していた。
今でいう、グローバリゼーションの考えを当時の移民政策が先取りしていた。

ここに、閉塞感の打破という命題を解決するヒントがあると思う。
そうだ、若者は荒野を目指すのだ!!、荒野とは海外だ、そこには遮るものはない。
あるとするならば、心の中にある躊躇だけだ・・・とまあ、こんな具合だ・・

先に、2回にわたって弟家族というブログを載せたが、当時のグローバリゼーションを実践した一人の成功者として、紹介したのであるが、3回も失敗談を載せてなにが成功者だ・・・とお叱りの声が聞こえてくるがちょっと考えてみてください。

弟に言わせると、当地では、騙されたのは全て自己責任であって、それを引きずっていても、誰にも同情されないし、馬鹿にされるだけだから、直ぐに次の手を考えるとのことである。 
そして次の手を実行して、それなりの生活を維持するその明るさが、日本のがんじがらめの風土とは違うのである。いわゆる、何でもありの世界である。そこには閉塞感はない・・・。

現在は、ある国の学校法人の営繕業務である校庭の植栽を請け負っているという。
4,5人を使って、日本的な決め細やかな感覚の植栽を提案して、気に入れらているそうだ。

社会保険の未払いの件で裁判に負けたと書いたが、現在、上告して裁判を継続している。
最近どこかの国でもあった、行政側の杜撰さによって、支払った証拠を行政自身が見つけることができなくて起きた事件で、彼の国中で、噴出している問題だそうだ。

幸い、仲の良い友達に紹介してもらった弁護士が優秀で、勝訴する見とおしで、差押さえらた財産も戻ってくるというという。
以上、弟の名誉のために書き加えて置く