3月11日、東北地方の太平洋で巨大地震が発生した。
 (世界標準のモーメント・マグニチュードMwでM9.0と発表。
   従来からの気象庁マグニチュードMjで表すとM8.3~M8.4に相当)


震源に近い海沿いのほうには、相当の被害は出た。
被災した方には、心よりお見舞い申し上げます。


本日(3/14)朝まで、ネットがつながらなかった。


弊社は、震源から150km以上離れているが、大きな揺れが数分続いた。
幸い、ここの地区は、見た限り、ほとんど被害が出なかったようだ。
弊社の被害もほとんど無かった。
ご心配頂いた方々に先ずはご報告申し上げます。


今後懸念される事態は、東京電力 福島原子力発電所からの放射能漏れの

影響だが100km以上はなれているので、先ずは社業には心配は要らないと思う。


-----2011.5.23追記-------------------------------
新潟に近い内陸部
、喜多方市にある本社 技術部は、
太平洋側の原発から100Km以上遠く離れております。
放射線量も常に例年値と同じですから、ご安心ください。

より大きな地図で 本社住所 喜多方市岩月町 を表示

marulogo1
喜多方市本社 放射線量計測値

2011 0400(工場環境放射能) 002
事務机                :  0.14μSv/h         
受付テーブル上    : 0.14μSv/h 
応接テーブル上   : 0.23μSv/h 
事務室入り口     : 0.23μSv/h
入り口通路       : 0.32μSv/h
花壇          : 0.14μSv/h 
水溜りの乾いた窪地 : 0.23μSv/h
雨樋の零れた地面  : 2.37μSv/h
雨水桝         : 4.69μSv/h
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物流は、ほとんどストップしていて、今後社業に支障が出ると思う。

電力の給電は正常で、停電も地震発生から今まで無い。
今後調整されるかもしれない。

水道は正常で、漏水の補修もしている様子もないので、水の心配は無い。

車両用のガソリンは、早めに満タンにしておくつもりで、各スタンドには、
給油待ちの車が並んでいた。
タンクが空になった給油所は、休業の看板がでている。

物流がストップしているので、食料品や、生活物資の不足がでるだろうが
今のところ、買い付け騒動のようなものも起こっていない。


以上は、我々の住んでいる喜多方市(会津北部)の状況です。

今、余震が来た。震度2くらいだ。

 

ちなみに過去の地震と津波のデータでは、

地震名(発生年) 気象庁マグニチュード モーメント・マグニチュード 津波高さ
八重山地震津波(石垣島,1875年)     最大85m
明治三陸地震(1896年) Mj 8.3 Mw 8.0 最大38.2m
昭和三陸地震(1933年) Mj 8.1 Mw 8.4 最大28.7m
北海道南西沖地震(1993年) Mj 7.8 Mw 7.7 最大30m
十勝沖地震(2003年) Mj 8.0 Mw 8.3 最大4m
東日本大震災(2011年) Mj 8.3~8.4 Mw 9.0 最大40.5m
【東京電力 福島原発の設計は、Mj8.0以下、津波5.7(3.1?)m以下を想定】

一覧表
世界拡散予測 風向き予測1 風向き予測2 風向きマップ
福島医大 外気放射線量 地震ハザードステーション 地すべり地形分布図 地震のゆれやすさ全国マップ
風向き予測3 風向き予測4 風向き予測5 日本人の体質,ヨウ素,浄水器
ヨード剤による被爆予防Q&A 世界 高自然放射線地域 放射性物質を微生物で回収 セシウムを高濃縮する細菌
福島県内:風の特性 1950年代東京 放射線今の千倍 福島原発10km圏より高い東京 環境における人工放射能50年
人工放射能の研究2009 日本語版:90Sr,137Cs降下物濃度 ドイツ1958~92年外気放射線 循環型外付け冷却器(熱交)

point1950(~1970)年代 東京の放射線量は今の1000倍(福島市よりとても大きい)>>
pointその当時、東京の放射線量は50uSv/h程度あり、福島原発10km圏境界線の町よりずっと
高い(←各国とも同じ傾向。 東京の現在値は0.05uSv/h程度):福島医大細胞生物学研究者>>

pointドイツ ベルリンの1958~1992年の外気放射性物質データ>>
クリックで拡大↓↓ (提供:高度情報科学技術研究機構,最終ソース:国土交通省気象庁
気象研究所地球化学研究部)
1950_2005


★風向きについて

福島県内の風の特性 >>によれば会津若松市は北西象限の風、福島市は北西象限と
北東象限の風がほとんど。 北西象限の風とは、「北西の風」「北北西の風」「西北西の風」、
北東象限の風とは、「北東の風」「北北東の風」「東北東の風」のこと。

「北の風」:北から南に向かって吹く風       「東の風」:東から西に向かって吹く風
「西の風」:西から東に向かって吹く風       「南の風」:南から北に向かって吹く風
「北東の風」:北東から南西に向かって吹く風  「北西の風」:北西から南東に向かって吹く風
「南東の風」:南東から北西に向かって吹く風  「南西の風」:南西から北東に向かって吹く風

「北北東の風」:北北東から南南西に向かって吹く風
「北北西の風」:北北西から南南東に向かって吹く風
「東北東の風」:東北東から西南西に向かって吹く風
「東南東の風」:東南東から西北西に向かって吹く風
「西北西の風」:西北西から東南東に向かって吹く風
「西南西の風」:西南西から東北東に向かって吹く風
「南南東の風」:南南東から北北西に向かって吹く風
「南南西の風」:南南西から北北東に向かって吹く風