今回の東日本大震災 (世界標準のモーメント・マグニチュードMwでM9.0。 従来からの
気象庁マグニチュードMjで表すとM8.3~M8.4に相当) による福島原発の事故を契機に、
福島市にある福島県立医科大学(愛称 福島医大)の方々が、福島医大のホームページで
外気放射線量の一般公開をはじめた。
偶然みつけたホームページですが、とても貴重なデータである。
東京電力 福島原発の事故による被爆の可能性に関し、とくに若い女性や乳幼児を
もたれる方々がとても心配されている事態を憂慮し、福島医大(福島県立医科大学)
の敷地内にガイガーカウンターを設置、外気放射線量の最新測定値を30秒ごとに
リアルタイム表示するシステムです。 毎日の平均値も公開されています。
この時期、とてもありがたいシステムの一般公開です。
福島医大敷地内(福島市)のリアルタイム外気放射線量 >>
公開後12時間でアクセス数14,523件、ものすごい人気(通常3,500~4,000件)。
福島医大で細胞生物学を研究しこのリアルタイム測定値を公開された方のブログ
では日本人の体質、ヨウ素、活性炭浄水器、理系教育の必要性などに関して幅広く、
かつ、詳しく述べられていてとても参考になります。
東京にある診療所の現役のお医者さんが書かれた貴重な記事もご紹介。
ヨード剤による被爆予防Q&A [科学検証] >> その他情報 >>
ここからは、上記の測定値をもとに、自分たちのために弊社で勝手に計算してみた
場合のものです。
弊社は放射線の会社でも医療関係の会社でもありませんので計算間違い、勘違い
などあるかもしれません。
判断は自己責任でお願いします。 間違ってないか検証・検算して下さい。
******4/8までのデータをもとにしました**********************************
福島医大敷地での「観測値(μSv/h) 日ごと平均」を基に、3/14~4/8の26日間の
平均値を出してみると平均1.61マイクロシーベルト/h。
(東日本大震災以前の平均値はおよそ0.15マイクロシーベルト/h)
・3/14~4/8まで一日中屋外にいた場合の外部被爆
平均1.61マイクロシーベルト/h×24時間×26日=累積1005マイクロシーベルト
便宜的に3/11、3/12、3/13、4/9、4/10も同じ値をもちいて、
・3/11~4/10まで一日中屋外にいた場合の外部被爆
平均1.61マイクロシーベルト/h×24時間×31日=累積1198マイクロシーベルト
福島市御山にある保健所(福島市内では最も値が高い場所)の敷地での
「観測値(μSv/h) 日ごと平均」を基に、
・3/14~4/8の26日間の平均値を出してみると平均4.86マイクロシーベルト/h。
・3/14~4/8まで一日中屋外にいた場合の外部被爆
平均4.86マイクロシーベルト/h×24時間×26日=累積3033マイクロシーベルト
便宜的に3/11、3/12、3/13、4/9、4/10も同じ値をもちいて、
・3/11~4/10まで一日中屋外にいた場合の外部被爆
平均4.86マイクロシーベルト/h×24時間×31日=累積3616マイクロシーベルト
1950(~1970)年代 東京の放射線量は今の1000倍(福島市よりとても大きい)>>
その当時、東京の放射線量は50uSv/h程度あり、福島原発10km圏境界線の町よりずっと
高い(←各国とも同じ傾向。 東京の現在値は0.05uSv/h程度):福島医大細胞生物学研究者>>
ドイツ ベルリンの1958~1992年の外気放射性物質データ>>
クリックで拡大↓↓ (提供:高度情報科学技術研究機構,最終ソース:国土交通省気象庁
気象研究所地球化学研究部)
参考情報(公益財団法人体質研究会さんのもの)
世界の高自然放射線地域における大地放射線量 (mSv/y=ミリシーベルト/年、
1000倍するとマイクロシーベルトに換算できます) >>
*****************************************************************
他の情報によれば、屋外に居る場合は
放射線による被害(外部被爆)+放射性物質吸引の被害(内部被爆)
一般に放射性物質吸引の被害(内部被爆)の方がはるかに大きい。
建物の中の方が1~2割程度、放射線量が少ないともいわれています。
常日頃からこういったシステムが各病院、避難所、学校、保育所、福祉施設、
公的機関など要所要所に設置、リアルタイム公開され、設置場所やネット上
でいつでも見られれば、どんなにか安心で助かるものと思います。
それだけではなく、理系教育の実践的な題材として、組み込み制御の題材として
学校、専門学校、大学、訓練機関などで技術実習をすれば、結果として
「技術大国 日本復活」への有効な手立ての一つになるものと思います。
システム自体は、マイコン、あるいは、パソコン、あるいは、シーケンサ
いずれかと、放射線を測定するガイガーカウンタ(センサ部)を組み合わせれば
「簡単」、かつ、「安価」に構築できるものです。 趣味で自作もできます。
さらに、太陽光発電や空中にある電波等を利用した、自己発電電源部を搭載
した、自律分散ネットワークシステムの考察や実習など応用テーマはとても
ひろいものです。
【東京電力 福島原発の設計は、Mj8.0以下、津波5.7(3.1?)m以下を想定】
一覧表
★風向きについて
福島県内の風の特性 >>によれば会津若松市は北西象限の風、福島市は北西象限と
北東象限の風がほとんど。 北西象限の風とは、「北西の風」「北北西の風」「西北西の風」、
北東象限の風とは、「北東の風」「北北東の風」「東北東の風」のこと。
「北の風」:北から南に向かって吹く風 「東の風」:東から西に向かって吹く風
「西の風」:西から東に向かって吹く風 「南の風」:南から北に向かって吹く風
「北東の風」:北東から南西に向かって吹く風 「北西の風」:北西から南東に向かって吹く風
「南東の風」:南東から北西に向かって吹く風 「南西の風」:南西から北東に向かって吹く風
「北北東の風」:北北東から南南西に向かって吹く風
「北北西の風」:北北西から南南東に向かって吹く風
「東北東の風」:東北東から西南西に向かって吹く風
「東南東の風」:東南東から西北西に向かって吹く風
「西北西の風」:西北西から東南東に向かって吹く風
「西南西の風」:西南西から東北東に向かって吹く風
「南南東の風」:南南東から北北西に向かって吹く風
「南南西の風」:南南西から北北東に向かって吹く風
気象庁マグニチュードMjで表すとM8.3~M8.4に相当) による福島原発の事故を契機に、
福島市にある福島県立医科大学(愛称 福島医大)の方々が、福島医大のホームページで
外気放射線量の一般公開をはじめた。
偶然みつけたホームページですが、とても貴重なデータである。
東京電力 福島原発の事故による被爆の可能性に関し、とくに若い女性や乳幼児を
もたれる方々がとても心配されている事態を憂慮し、福島医大(福島県立医科大学)
の敷地内にガイガーカウンターを設置、外気放射線量の最新測定値を30秒ごとに
リアルタイム表示するシステムです。 毎日の平均値も公開されています。
この時期、とてもありがたいシステムの一般公開です。
福島医大敷地内(福島市)のリアルタイム外気放射線量 >>
公開後12時間でアクセス数14,523件、ものすごい人気(通常3,500~4,000件)。
福島医大で細胞生物学を研究しこのリアルタイム測定値を公開された方のブログ
では日本人の体質、ヨウ素、活性炭浄水器、理系教育の必要性などに関して幅広く、
かつ、詳しく述べられていてとても参考になります。
東京にある診療所の現役のお医者さんが書かれた貴重な記事もご紹介。
ヨード剤による被爆予防Q&A [科学検証] >> その他情報 >>
ここからは、上記の測定値をもとに、自分たちのために弊社で勝手に計算してみた
場合のものです。
弊社は放射線の会社でも医療関係の会社でもありませんので計算間違い、勘違い
などあるかもしれません。
判断は自己責任でお願いします。 間違ってないか検証・検算して下さい。
******4/8までのデータをもとにしました**********************************
福島医大敷地での「観測値(μSv/h) 日ごと平均」を基に、3/14~4/8の26日間の
平均値を出してみると平均1.61マイクロシーベルト/h。
(東日本大震災以前の平均値はおよそ0.15マイクロシーベルト/h)
・3/14~4/8まで一日中屋外にいた場合の外部被爆
平均1.61マイクロシーベルト/h×24時間×26日=累積1005マイクロシーベルト
便宜的に3/11、3/12、3/13、4/9、4/10も同じ値をもちいて、
・3/11~4/10まで一日中屋外にいた場合の外部被爆
平均1.61マイクロシーベルト/h×24時間×31日=累積1198マイクロシーベルト
福島市御山にある保健所(福島市内では最も値が高い場所)の敷地での
「観測値(μSv/h) 日ごと平均」を基に、
・3/14~4/8の26日間の平均値を出してみると平均4.86マイクロシーベルト/h。
・3/14~4/8まで一日中屋外にいた場合の外部被爆
平均4.86マイクロシーベルト/h×24時間×26日=累積3033マイクロシーベルト
便宜的に3/11、3/12、3/13、4/9、4/10も同じ値をもちいて、
・3/11~4/10まで一日中屋外にいた場合の外部被爆
平均4.86マイクロシーベルト/h×24時間×31日=累積3616マイクロシーベルト
1950(~1970)年代 東京の放射線量は今の1000倍(福島市よりとても大きい)>>
その当時、東京の放射線量は50uSv/h程度あり、福島原発10km圏境界線の町よりずっと
高い(←各国とも同じ傾向。 東京の現在値は0.05uSv/h程度):福島医大細胞生物学研究者>>
ドイツ ベルリンの1958~1992年の外気放射性物質データ>>
クリックで拡大↓↓ (提供:高度情報科学技術研究機構,最終ソース:国土交通省気象庁
気象研究所地球化学研究部)
参考情報(公益財団法人体質研究会さんのもの)
世界の高自然放射線地域における大地放射線量 (mSv/y=ミリシーベルト/年、
1000倍するとマイクロシーベルトに換算できます) >>
*****************************************************************
他の情報によれば、屋外に居る場合は
放射線による被害(外部被爆)+放射性物質吸引の被害(内部被爆)
一般に放射性物質吸引の被害(内部被爆)の方がはるかに大きい。
建物の中の方が1~2割程度、放射線量が少ないともいわれています。
常日頃からこういったシステムが各病院、避難所、学校、保育所、福祉施設、
公的機関など要所要所に設置、リアルタイム公開され、設置場所やネット上
でいつでも見られれば、どんなにか安心で助かるものと思います。
それだけではなく、理系教育の実践的な題材として、組み込み制御の題材として
学校、専門学校、大学、訓練機関などで技術実習をすれば、結果として
「技術大国 日本復活」への有効な手立ての一つになるものと思います。
システム自体は、マイコン、あるいは、パソコン、あるいは、シーケンサ
いずれかと、放射線を測定するガイガーカウンタ(センサ部)を組み合わせれば
「簡単」、かつ、「安価」に構築できるものです。 趣味で自作もできます。
さらに、太陽光発電や空中にある電波等を利用した、自己発電電源部を搭載
した、自律分散ネットワークシステムの考察や実習など応用テーマはとても
ひろいものです。
ちなみに過去の地震と津波のデータでは、
地震名(発生年) | 気象庁マグニチュード | モーメント・マグニチュード | 津波高さ |
---|---|---|---|
八重山地震津波(石垣島,1875年) | 最大85m | ||
明治三陸地震(1896年) | Mj 8.3 | Mw 8.0 | 最大38.2m |
昭和三陸地震(1933年) | Mj 8.1 | Mw 8.4 | 最大28.7m |
北海道南西沖地震(1993年) | Mj 7.8 | Mw 7.7 | 最大30m |
十勝沖地震(2003年) | Mj 8.0 | Mw 8.3 | 最大4m |
東日本大震災(2011年) | Mj 8.3~8.4 | Mw 9.0 | 最大40.5m |
一覧表
★風向きについて
福島県内の風の特性 >>によれば会津若松市は北西象限の風、福島市は北西象限と
北東象限の風がほとんど。 北西象限の風とは、「北西の風」「北北西の風」「西北西の風」、
北東象限の風とは、「北東の風」「北北東の風」「東北東の風」のこと。
「北の風」:北から南に向かって吹く風 「東の風」:東から西に向かって吹く風
「西の風」:西から東に向かって吹く風 「南の風」:南から北に向かって吹く風
「北東の風」:北東から南西に向かって吹く風 「北西の風」:北西から南東に向かって吹く風
「南東の風」:南東から北西に向かって吹く風 「南西の風」:南西から北東に向かって吹く風
「北北東の風」:北北東から南南西に向かって吹く風
「北北西の風」:北北西から南南東に向かって吹く風
「東北東の風」:東北東から西南西に向かって吹く風
「東南東の風」:東南東から西北西に向かって吹く風
「西北西の風」:西北西から東南東に向かって吹く風
「西南西の風」:西南西から東北東に向かって吹く風
「南南東の風」:南南東から北北西に向かって吹く風
「南南西の風」:南南西から北北東に向かって吹く風